今回は、人生100年時代に希望が持てないあなたのために、「「10年後 AI(人工知能)に取られる仕事」についてご紹介していきたいと思います。
10年後にAI(人工知能)に仕事を取られるランキング!
そもそもAI(人工知能)って何?
AIについて、様々な業界で連日のようにニュースに登るようになりました。Google Trends では「人工知能」というワードで検索された数が、2014年から急激に増えております。現在は若干落ち着いてきておりますが、継続してAIについて検索されることが多くなっております。
AIとは、辞書によれば、「人間の脳が行なっている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム」となっております。
AIの定義とは
AIの定義はいまだに定まっていないのが現状です。
AIの正式名称とは
AIの正式名称について、AIとは、Artificial Intelligenceの略です。
AIの種類について
・特化型人工知能(Narrow AI)
・汎用人工知能(AGI)
大きくは上記二つに分類することができます。
それぞれについては、下記で説明していきます。
特化型人工知能(Narrow AI)とは
特化型人工知能(Narrow AI)は、個別の領域に特化して能力を発揮する人工知能のことで、すでに人間以上の能力を持つものが数多く実用化されています。
例えば、
- 将棋、囲碁、チェスのようなボードゲーム
- 一部自動運転車
- 医療診断
- 掃除ロボット
など、すでに実用化されているものも多くあります。
こちらの場合は、領域の全てができるようになるのではなく、あくまでも業務の一部分に特化させて、AIの強みを発揮しています。
→違う分類の仕方では、「弱い人工知能(AI)」という呼ばれ方もします。
・汎用人工知能(AGI)とは
一方、汎用人工知能(AGI)は領域が異なる多様で複雑な問題を解決する人工知能のことです。この汎用人工知能(AGI)は、人工知能(AI)自身による自己理解、自律的自己制御ができるもので、人間が設計した時の想定をも超える働きを期待することができます。
そして、この汎用人工知能(AGI)を作ることが、広く一般的にイメージされるようなAIでしょう。人工知能というと私の世代ですと、「ドラえもん」、「鉄腕アトム」このあたりがイメージされます。この開発には、様々な問題を解決しなければならず、実現されているものは未だにありません。
もし、近い将来、開発に成功したら、現状行なっている皆様の仕事の大半はなくなっていくでしょう。
→違う分類の仕方では、「強い人工知能(AI)」という呼ばれ方もします。
10年後には、ほぼ半分の仕事がなくなるだろうと言われております。将来の不安についてのネガティブな話ばかり取り上げられている今だからこそ、そもそものAI(人工知能)についてしっかりと理解をすることが大切です。
今後AIに代替されると予想する職種
[PRESIDENTOnline, 2019]
コンサルタントの予想は上記の結果の通りとなりました。
パターン化できる事務職や、機械化により合理化できる職種も多々あります。とくに特化型人工知能でもできるような業務はすぐに減っていくと予想されます。しかし、創造性を使わないといけないような仕事というのはなかなか代替されないのではないでしょうか。
AIに代替されにくいと予想する職種
上記までにご説明している通り、AIでは、単純な計算やパターン化された業務、統計分析・作業などは現在のAIが得意とする領域です。
一方、創造性やユニークな個性を必要とする仕事や決して数値化できない人の感情に訴えるような業務は代替されにくいでしょう。
いわゆる人間的な職種であれば代替されにくいと考えます。
- ソーシャルワーカー
- 保育士
- セラピスト
- カウンセラー
- ツアーガイド
- バーテンダー
- 芸術家
上記のあたりはなかなかAIによる代替が難しいと考えております。「人」と「人」の関りや
感情によってできている仕事をすることがAIに仕事を奪われない方法だと思います。
AIに仕事を奪われるランキング
下記はほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピュータ技術によって自動化されるかを分析したものを記載いたします。
その結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論が出ております。
人間が行う仕事の約半分が機械に奪われる—そんな衝撃的な予測をするのは、英オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授です。